昨日は映画の日だったので,久々に映画館.久々とはひと月ぶりということです.好きな時間に好きな映画を自由に見に行けるのは,まさに独り者の特権ですな.ほんとうはもっと映画館に行きたいです.
見た映画は,
「ミッドナイト イーグル」(2007年 日本)
監督:成島出
原作:高嶋哲夫
脚本:長谷川康夫,飯田健三郎
出演:大沢たかお,竹内結子,玉木宏,吉田栄作,他
です.映画のあらすじやらなんやらは,公式ホームページを参照.なんで,日本人が演じるアクション映画は,どうしていつも楽しめないんだろう.もちろん,僕だけかもしれませんが...
うまく言えないんですが,日本のアクション映画はいつも「ウソっぽい」んですよね.現実にありえることなんだというようなフリをしているにも拘らず,全然リアリティーがない.はじめっから「嘘っぱち」だと分かりきってるようなハリウッド映画の方が幾分ましってくらいです.エンターテインメントってのは,そういうものじゃないですか?笑いながら,「こんなことあるわけないだろー」ってストーリーの爽快アクションの方が見終わったあとが楽しい.
上の映画だって,例外じゃない.戦争とか平和とか政治とか,1人や2人犠牲になれば解決されるってものじゃないでしょう.そんな重たい話題をテーマとして選んだ割には,ラストが軽薄すぎるように思える.しかも,その後残された家族が何事もなかったかのように暮らせる訳がないでしょうに.
戦争における死は(敵,味方ともにですよ),とことん悲しいものでなければならない.この映画の結末は,それを少し軽んじているような気がする.
0 件のコメント:
コメントを投稿