ダニエル・ピンクによるこの本は新しい時代のガバナンスを紹介しています。モチベーション2.0と著者が呼ぶ方策はアメとムチによる動機づけ。これは非ルーティンワークには適用できないらしい。モチベーション3.0は被雇用者の自律心と向上心を前提として，正しいガバナンス（あるいはノンガバナンス）のあり方を提案しています。性善説とも取れるようなこの意見は一見して完全に理想的に思えますが，大前提として被雇用者の配置が適切に行われていることが想定されているはずですので，適用には最新の注意が必要かもしれませんね。
モチベーション3．0 持続する「やる気！」をいかに引き出すか
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ダニエル・ピンク
講談社
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