MINT Julep 3: マライア

2008/03/06

マライア

posted with amazlet on 08.03.06

マライア・キャリー
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このタイトルはいったいなんなんだ．．．

その昔，物理学者になりたかったことを思い出した．そうそう，ドイツで物理を学びたかったんだ．僕は高校時代，量子力学に対する憧れみたいなものに突き動かされていたんだな．特に量子情報理論だっけか．．．今では，少しは興味があるけど，それでメシを食って行こうと思うほどの問題ではないような気がしている．

それはひとえに，学部時代に量子情報の研究者と出会わなかったことによるんだろうな．そして，優秀な制御理論家に出会ったことによるんだろう．今の僕は制御理論プロパーとは言えないような勉強ばかりしているけども，それでもシステム理論的な世界観に侵されてはいるよねぇ．分野独自の思想がこの3年で軽く根付いてしまったな．そして，Willems の仕事は本当にすごいと思う．

“A teacher affects eternity; he can never tell where his influence stops.” Henry Adams

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ことだま

6/08/'09

「あなたの腕は、力強く風を切ったが、風とあなたの間に境界はなかった。しばしば自分の体から意識が抜け出すことがあったが、世界と自分との境界が曖昧になればなるほど、あなたは自分の存在を強く感じた。」西加奈子『舟の街』より（野性時代第67号に収録）

2/16/'09

“Whenever you feel like criticizing anyone, just remember that all the people in this world haven't had the advantages that you've had.”from The Great Gatsby
by F.S.Fitzgerald

5/19/'08

「八日目の蝉は、ほかの蝉には見られなかったものを見られるんだから。見たくないって思うかもしれないけど、でも、ぎゅっと目を閉じてなくちゃいけないほどにひどいものばかりでもないと、私は思うよ」角田光代『八日目の蝉』より

4/27/'08
「……人は等しく孤独で、人生は泥沼だ。愛しても愛しても愛されなかったり、受けいれても受けいれても受けいれられなかったり。それが生きるということで、命ある限り、誰もそこから逃れることはできない――。」森絵都『いつかパラソルの下で』より

1/29/'08
「…… 忙しいからといって手を抜いたり、やめたりするわけにはいかない。……走り続けるための理由はほんの少ししかないけれど、走るのをやめるための理由なら大型トラックいっぱいぶんはあるからだ。僕らにできるのは、その『ほんの少しの理由』をひとつひとつ大事に磨き続けることだ」村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』より

1/19/'08
“Sticking with your family is what makes it a family.” //
“Belief, hard work, love--you have those things, you can do anything.” from for one more day by Mitch Albom

1/12/'08
「誠実な営みにはきっと神様が宿る。バカみたいだけど私はそう信じている。そう信じて何が悪いんだろう、と思っている。だってどうせ信じるんだったら、少しはまともなことを信じたいじゃないか」中村航『あなたがここにいて欲しい』より

12/31/'07
「人は守りたいものに嘘をつくの。あるいは守ろうとするものに」江國香織『スイートリトルライズ』より

12/10/'07
「男ってのはな、好きな女のことを絶対忘れられねえようにできてんだ」鬼塚忠『Little DJ―小さな恋の物語』より

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2008/03/06

マライア

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